明星の庭  › art management and cultivation

2024年02月15日

「ノバナプロジェクト」ポストカードで被災地支援





愛知県春日井市在住のアーティスト、ナカムラミオさんが発起人となって立ち上がった令和6年度能登半島地震の被災者支援プロジェクトです。

ナカムラミオさんと仲間のアーティスト20人によるポストカードセットの売り上げを、被災地に全額寄付します。

ポストカードが入る段ボール素材の箱には木口木版作家の若月陽子さん作の石川県の花「クロユリ」が押印されています。

ポストカードセットは1箱20枚入り 2.500円。

売上は全額を災害ボランティア愛知人及び、認定NPO法人カタリバへ全額寄付されます。

明星ライブラリーも微力ながら協力店としてサンプル置かせていただき、委託販売させて頂くことになりました。

当事務所にての受け渡しとさせていただきます。

明星ライブラリー
愛知県田原市中山町寺脇185

ご希望の方は
Instagram
@myoujou

へメッセージをお願い致します。

ポストカード作品↓
https://youtube.com/shorts/SETRzClpV5U?si=iYzJXS1Sa8zj3NL-


☆募金先
災害ボランティア愛知人
https:archijin.org/
認定NPO団体法人カタリバ
https:www.katariba.or.jp/

☆下記協力店で直接お求め頂けます。

ハートフィールドギャラリー(名古屋市栄)
山画廊(四日市市)
ギャラリーG(名古屋市北区)
ギャラリーカフェ·リアン(幸田町)
Kアートスタジオ(名古屋市南区呼続)
ギャラリー水の音(岐阜市)
atelier nora(東海市)
ギャラリーWAN(あま市)
プチレストラン·イルフェボウ(桑名市)
織部亭(一宮市)
サヴァシア(一宮市)
グラース(一宮市)
懐音(名古屋市丸の内)
カフェ&ギャラリー·タネ(名古屋市覚王山)
カフェ·カルコナーレ(名古屋市大須)
Café& gallery 常々(常滑市)
明星ライブラリー(田原市)
ヴァージェンス(名古屋市栄)
刻心堂(名古屋市名東区)
夜明けの美術学校(高山市)
あとりえPOPアートスクール(春日井市)

【参加作家】

足立ゆかり、伊藤智代美、岩崎里香、押味忠志、春日葉子、加藤麻子、北村尚子、佐々木和良、瀬古清水、竹谷出、テラオメグミ、寺岡麻美子、トザキケイコ、ナカムラミオ、錦亜美、布山恵子、別所洋輝、マスナリリョウコ、森大地、若月陽子  

Posted by 明星ライブラリー at 21:50art management and cultivation

2022年12月26日

コルゲートハウス「ドームカフェ」ありがとうございました。



昨日開催したあらきひろみち邸 アトリエ コルゲートハウス「ドームカフェ」。



開始時間と同時に次から次へと多くの方にお越しいただき、終了時間を過ぎてもなおもおしゃべりは止まず、楽しい交流の時間となりました。




17年前に亡くなったあらき先生とのかけ替えのない時間を持つ人、以前からこの建築が気になっていたけどついに中に来られました!という人、また遠方から移住された人で、あらき先生の人物像は全く知らないけれど渥美半島のこととして興味を持って、などという様々な入り口から「ドームカフェ」にお集まりいただきました。




あらき先生の奥様、佐智代さんがドームの2階に長年眠っていたアルバムを見せてくださり、みんなでページをめくってみると、コルゲートハウスの生みの親であるエンジニアの川合健二氏の写真が現れて。




そこに写る健二氏は室内の中央に夏でも一年中置かれていたという「こたつ」でお茶を飲んでいます。

写真を見ながら、昨日の会に来てくださったエッセイストで元椙山女学園教授の小川雅魚氏が話してくれた川合健二さんとあらき先生、建築家の石山修武氏とのやりとりのエピソード。


あらき先生が「ハギクソウ」の由来を求めてモンゴルまで旅したという佐智代さんからのエピソード…、ここで紹介はしきれません。





画家として、美術教師として、音楽愛好家として、自然や俳句、セルフビルド建築、多くの横顔を持ちながら、晩年の作品の構図で描かれる「楕円」が象徴するように、相反するものを柔らかく受け止め、遊び、力強く自らと社会を開拓するようなあらき先生の生き様を思い思いに感じていただきました。



この「ドームカフェ」は不定期ではありますが、今後も継続して開催して参ります。

皆さま、ありがとうございました。


追記となりますが、本日12月26日はコルゲートハウスの父、川合健二氏の命日であり、また小川雅魚さんのお誕生日でもあります。

この場をお借りして、雅魚さん、お誕生日おめでとうございます。


文化・芸術・暮らし・社会の豊かな創造と学びを目指して。
明星ライブラリー


  

Posted by 明星ライブラリー at 22:24art management and cultivation

2022年12月20日

「新 渥美窯見学会」ありがとうございました。



12月17日(土)は田原市中山地区にあり、40年以上の歴史を持つ「旧 渥美陶友会」の穴窯「新 渥美窯」の見学会でした。

この日は小雨が降る冷たい午後となりましたが、田原市内、または豊橋市からこの渥美という土地での陶芸活動や窯に関心を持つ方々にお集まりいただき、窯場で「新・渥美窯」代表の清田さんと中心メンバーの大島さんにじっくりお話を伺いました。



40数年前、当時古常滑を研究していた、幻の人間国宝とも呼ばれる陶芸家の江崎一生さんと、清田さんの父で渥美古窯の研究をしていた清田和夫さんとの想いで繋がれたご縁から築窯され、江崎さんが作陶の技術を惜しみなく伝授したというのがこの窯です。

以来、焼成の回数は318回にも及ぶそうです。




現在は一年に2回、春と秋の窯焚きをおこなっています。

渥美の土、渥美の薪で作られる焼き物が現在もこの地にあることを1人でも多くの人に知ってもらい、「人の想いと手」で継ながれてきた郷土の文化が継承されていくことを願ってやみません。

今後も「新・渥美窯」の活動に興味のある方のための見学会を不定期で開催出来ればと思います。

ご参加いただいた皆さま、清田さん、大島さん、ありがとうございました。



こちらの写真は故 江崎一生さん。




myoujou


  

Posted by 明星ライブラリー at 13:35art management and cultivation

2022年12月18日

あらきひろみち邸 コルゲート建築「ドームカフェ」のご案内




田原市中山町に建つ、故 あらきひろみち先生のコルゲート建築によるアトリエにて1day カフェギャラリーを開催します。

コーヒーやお茶の提供と2部制の小さなトークイベントを予定しています。

・日時 12月25日(日)Open 13時〜17時
・場所 あらきひろみち邸 アトリエ
・住所  田原市中山町神明前97


■コーヒー/ こもれび珈琲


■「ドームカフェ 聞き耳トーク」

①13:30〜「土と暮らしとアート」
明星ライブラリー&田中 泉さん(暮らすギャラリー 埴・土人形作家)

②14:30〜「あらき先生と美術と暮らし」
荒木沙知代さん(あらき先生の奥様)と明星ライブラリー&田中泉さん

3人の気ままなおしゃべりをご来場の皆さんが「聞き耳をたてながら」緩やかにお話の輪に参加できます。

参加型の公開ラジオを聴くようなイメージでお楽しみください。(聞き耳無料)


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ー楕円と六角形の鉄の家ー


明星ライブラリーから徒歩5分のところに建つドーム型の建物。

こちらは「あらき先生」と地域の人から呼ばれ親しまれた美術家であり高校の美術教師でもあった故 あらきひろみちさん(1936-2006)のアトリエで、「コルゲート建築」としても貴重な建物でもあります。

教職中から亡くなる直前まで多くの作品を発表する傍ら、渥美半島をこよなく愛していたあらき先生は、地域の文化振興や自然保護などジャンルを超えた創作活動を続け、文化と地域との橋渡しをするような活動をしていました。

「自力更生・独立自主」と、アトリエの内部に大きく掲げられた自筆の言葉。

自分で何でも考え勉強し、「本物」であることを大切に創作をしたアトリエには、今もあらき先生の作品や手書きの文章やメモ、愛用していた道具などが残されています。





あらき先生の創作の時間がたくさん詰まったこのアトリエ空間が、今を生きる私たちを学ばせ、未来へのヒントを語ってくれています。

そんなアトリエで、建築の見学やアトリエに残されたあらき先生が愛用したものや作品を鑑賞しながら、思い思いにくつろいでいただければと思います。






Open時間中、いつでも出入り自由です。
お気軽に遊びにいらしてくださいませ。





■駐車場について


会場は駐車場に余裕がありません。

地図でご案内する水色の「明星ライブラリー近隣駐車場」(赤色の道から)、または「中山市民館」(緑色の道から)に車は駐めていただき、徒歩で会場までお越しいただけますよう、お願い致します。
2つの駐車場からは会場まで徒歩5分です。


■明星ライブラリー
田原市中山町寺脇185

■中山市民館
田原市中山町神明前146-1


皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

photo/ Koshi Asano

  

Posted by 明星ライブラリー at 11:57art management and cultivation

2022年12月11日

【新・渥美窯見学会のご案内】






■日持:2022年12月17日(土)14:00〜
■場所「新・渥美窯」
愛知県田原市中山町
※お申し込みいただいた方に場所の詳細を個別にお伝えします。

渥美半島中山地区に、昭和52年に作られた「旧 渥美陶友会」の穴窯があります。

それは当時、渥美古窯の研究をしていた故 清田一夫さんが常滑出身で古常滑の研究をしていた陶芸家の故 江崎一生さんとの交流と、地元の美術家で故 あらきひろみちさんらと一緒に「渥美窯」の復興を目指して作られた窯です。

「渥美古窯」とは、平安時代〜鎌倉時代にかけて渥美半島全域に栄た古窯群で、その窯跡は500基以上とも言われ、「日本三大古窯」のひとつに数えられています。

甕(かめ)・壷・茶碗・小皿などの日常雑器などが多く生産された他、宗教に関連する製品も作られ、東大寺再建の瓦にも渥美で作られたものが使われていました。

江戸時代前には衰退し、滅んでしまった「渥美古窯」ですが、その歴史を知り、この地での先人のものづくりの文化を学び、伝え、さらに「あたらしい渥美」として、地域の人が焼き物作りに親しむことができる土壌が育つことを願います。




40年以上活動してきた「渥美陶友会」は令和4年から窯と窯場は同じくして「新・渥美窯」として新たなかたちでの活動がスタートしています。


現在、メンバーは10数名。
今後は地元を中心に新たなメンバーも募集しながら、皆さんに「渥美古窯」の歴史と文化をお伝えする中で、陶芸の楽しみを身近に感じてもらえるように、柔軟な体制で活動をしていきます。





12月17日はそんな「新・渥美窯」の窯場の見学会です。


当日は長年「渥美陶友会」の中心メンバーとして活動する大島邦男さんの案内で、渥美窯のこと、活動の仕方、陶芸についてなどのお話を実際の窯場にてお話を聞きます。


参加費は無料。

ご興味のある方は
Mail / myoujoulib⭐️gmail.com

上のメールアドレスの⭐️マークを@に変えてご連絡ください。

場所の詳細については個別にお伝え致します。


明星ライブラリー


  

Posted by 明星ライブラリー at 18:51art management and cultivation